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トリコになる「薪ストーブのある暮らし」体験

2006-11-26 17:00:00 Category : 北国の生活

私は、学生時代に何度か、北海道の新得町にて、ドキュメンタリー映画の撮影のお手伝いをしていました。撮影期間中は、空き家となっているお宅をお借りしてスタッフみんなで共同生活。そして、そこで初めて「薪ストーブのある暮らし」を体験したのです。以来私は、薪ストーブのトリコとなってしまいました。

もう、なんと言うか、とろけてしまう温かさなのですよね、薪ストーブの温かさは。炉の中の炎が徐々に大きくなっていくにつれ、ふわり、ふわりと、室内に温かい空気が広がっていくのです。そして、薪ストーブから広がる空気は、エアコンの熱風のように乾いてはおらず、非常にやわらかい温もりなのです。ちょっと気を抜けば、本当に「とろん」と、とろけてしまうような。

滞在先のお宅にあった薪ストーブは、居間の中央に設置されており、非常に大きなサイズでした。ですから、打ち合わせは当然、薪ストーブを囲んで行われます。火の番は一番下っぱの私の役目。私は手に軍手をはめて、薪をくべたり、ストーブの上のやかんがシューシューと音を立てたら、みなさんにお茶をそそいだりしていました。
当時のスタッフの人柄もあるのでしょうけれど、ドラマの撮影現場とは違う、非常に和やかな現場だったことを覚えています。そして思い出すのは温かい風景。
撮影自体は極寒の中で行われており、絶対に寒い思いをしていた時間の方が長いのですが、ポカポカと温かいぬくもりの思い出ばかりが浮かんできます。これも、薪ストーブ効果なのでしょうか。

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